最盛期は過ぎても

バイクと指すもの

現在、世界共通の認識でバイクと呼ばれるものは『エンジンを搭載して、燃料としてガソリンを用いて走行するもの』の事を指している。現代社会ではバイクではない、電気で動く電動自転車が登場するなど利便性が増している。走行する上での馬力などが大きく違ってはいますが、電動自転車の場合はバイクのように免許を取得せずとも誰でも利用できるのが利点だ。もちろんそれ相応の購入金額、並びに充電に必要な電気代などの負担が出てきます。購入金額的な事を考えると、中古バイクと新品の電動自転車の値段がさして変わらないという問題に戦慄を覚えた。値段というものを直視すると凍りつくのはいつでもどこでも同じですね。

バイクの利用、つまりは普及率については登場してからは自動車とともに世界各地で広く利用され続けている。日本はもちろん、アジア圏でバイクを利用した露天商などをよく見かけられる。その度に日本とは違った、バイクの利用方法の差異に驚かされます。こうした現状を踏まえるとバイクを持っていないほうがおかしいと見る節すら出てくるのだから不思議な話だ。

日本やアメリカのように自動車大国と呼ばれる国であっても、バイクを利用する人は多い。アメリカの場合は広大な大地という点から移動する上でバイクでは逆に命の危険に苛まえるという物理的な問題に出くわしがちだ。そう考えると日本のようにまだ矮小な国土だと扱いやすくなっている。世界的に見ても日本は自動車はもちろん、バイクの利用率も高いので必ずしも使用人口が低いと一概には言えない事情も絡んでいる。

こうした点を踏まえて、現在のバイク所持率を統計的に見ていくと何が見えるのかを考えてみたい。

世界的な普及率について

現在までに確認されているだけで、世界規模でバイクはおよそ4億台は保有されていると言われている。地球全土の人口が60億前後と仮定すると、その1/50が保有している計算だ。当然これを少ないとは言えないはず、むしろこれだけ持っているのは当たり前だという常識に圧倒される人も少なくないだろう。

そんな中でどの国が特に、バイクを日常的に使用し、さらに保有している人が多いのかを見てみると、浮かんでくるのはアジア圏が特にバイクを広く使用しているという事実だ。ランキング形式にまとめると、

  • 1位:中国 - 約1億台(1台あたり13人)
  • 2位:インドネシア - 約7,600万台(1台あたり3人)
  • 3位:インド - 約5,200万台(1台あたり20人)
  • 4位:タイ - 約1,900万台(1台あたり4人)
  • 5位:台湾 - 約1,500万台(1台あたり1.5人)
  • 6位:日本 - 約1,200万台(1台あたり11人)

このようになっている。2011年から2012年までに確認されている数字ですが、日本はもちろん中国や台湾、さらにインドネシアといった地域で特に所有していることが分かる。ただ1人が所有するバイクという視点から見ても、特に多いのが『インド』・『中国』・『日本』では軒並み高い水準を記録している。

しかし日本ではバイクよりは自動車や自転車などの使用が一般的で、バイクを利用している人は少ない。それに対して台湾やインドネシアといった普及率は世界的に見ても極めて高い普及率を見せていることから、趣味として使うだけでなく実用的に利用している人が多いという証明でもある。なおそうした中で中国とインドは今後さらにバイクの保有率がまして行けば、ゆくゆくは二カ国合わせてバイク保有数も伸び、いずれは10億台にまで数字を伸ばすだろうと予測すら立てられています。

日本で普及した理由として

こうした背景から見る、日本でどうしてこれだけのバイク利用が盛んになっているのか、その理由を知っているでしょうか。これは遡ること第二次世界大戦が終戦した後の話で、その頃にはそれまで航空機や自動車などを生産していた企業が軍用機や軍用車といったものを製造する事を禁止したことが大きく関係している。

突如として職を奪われた人々は新たに活躍できる場所を求めて方々へ散っていく中で、一部の者たちが手に持つ技術を活用するためその頃から登場しだしたオートバイ業界へと流入していったことが関係しています。

成長スピードから見ても

日本が本格的にオートバイを生産し始める中でとりわけ急成長を遂げていったのが『1970年から1974年の5年間』が日本における隆盛期であり、その後1978年が生産台数はもちろん、国外へと輸出する上で昭和期における最盛期とも言っていい瞬間だ。

利用率は決して悪くはない

断片的な歴史の一部から見ても、日本でのオートバイが必ずしも利用率は少ないと言うわけではない。道を歩いていれば、それなりに路駐はいけないこととしても、専用の自動二輪駐輪場は全て埋め尽くされている、なんてこともしばしば見かけます。乗っている人も年齢や性別に関係ないとするなら、所持率は日本人口の1/10程度といえど使用率では世界に引けをとらないバイク大国と言っても過言ではない。上には上がいますが、日本でバイクを使用するのは決して悪くはないという話だ。