免許によって異なる試験内容

原付にするかしないかで違ってくる

自動二輪車を運転するにしても免許は必要だ。例えMTだろうとATだろうと、どちらでも免許がなければ日本の公道は無免許運転者に行き場所はない。それでもたまにニュースなどのメディアで無免許運転をして逮捕、あるいは補導されるという方がいる事を思うと、免許取るのが面倒だからと考えている人が多いのかもしれません。免許を取りたくない理由というのは、やはり取得するための試験に加えて、さらに発行のために必要な代金がかかるというのがネックなのだろう。

ですが自動車と比べれば自動二輪車の負担はさほど重くはない、それこそ原付自動二輪車であれば筆記試験を受けた後で軽く10,000円前後支払えばそれだけで取得できる。手軽さという点だけに着目すれば原付自動車ですが、50cc以下のバイクしか乗れないのでは意味が無いと考えている人は小型免許以上の取得が求められます。しかし小型免許以上となると原付とは違って、自動車と同じように訓練をしないと行けないので、安易に試験を受けてもまさかこんなに難しいと思わなかった、なんて落ちてしまう人ももしかしたらいるかもしれません。原付が取りやすい分、バイク免許は自動車と違って簡単楽勝、という勘違いをしていてもおかしくはない。

では実際のところ、バイク免許を取得する際にはどのような試験工程を乗り越えなくてはならないのか、そして原付と小型免許以上では試験にどんな違いがあるのかも含めて考察していこう。

免許取得の方法

原付自動二輪車の場合

まず原付免許ですが、こちらは至って難しいことはない。住民票の写しや顔写真、筆記用具に印鑑といった必要な持ち物を所持して試験上へ行けばいいだけの話だ。そして試験場にて必要な手続きをした後に、簡単な試験をクリアすることで意外とあっさり取得できてしまいます。誰もが口を揃えて言っているのが、即日で取得できるという点だ。これは例外ではない、行動力のある人はそれこそ思いついてその日行ってその日の内に取得した、なんて事も有り得ます。

ただ必要な試験をパスできなければクリアできないので、事前に勉強をする必要はあります。では実際にどんな試験をするのかというと、それは次のようなものになります。

試験の流れ

適性試験:視力検査・色彩識別検査・運動能力検査・聴力検査

学科試験:交通ルールやマナーなどについての試験で、全50問を合計90%以上の正解で合格

原付講習:安全に乗るために必要な乗り方講習で、基本的な操作などを実際に乗って学んでいきます。

原付免許交付

この流れを見てもらえれば分かるように、学科試験をクリアすれば後は発行まで目と鼻の先と言っても良いのです。きちんと勉強していればなので、何も勉強していかないで試験を受けても落ちる可能性が膨らむだけなので、予習をしておかなくてはなりません。

流石に勉強をしていかないで取得出来る、そう考えている人は少ないでしょうが中にはちょっと残念な人がいて、リアルに原付免許の学科試験で落ちたというケースも何処かで目撃されているかもしれませんね。

小型免許自動二輪車以上の場合

では小型免許以上のバイクとなったらどうなるかというと、こちらは自動車免許とさして変わらない試験内容をクリア出来なければ取得できない、そう言い切ってしまっていいでしょう。なにせ小型免許以上となれば、試験には学科はもちろんですが技能試験も追加されているなど、本格的な試験をパスしないといけません。どれくらい大変なのかは言う必要はありません、ですがそういった心配をする人は教習所にて自動車免許と同じく、入所して試験に必要な勉強をしていくというのも手だ。

実際、小型免許以上は試験そのものは受けようと思えば受けられます。そして学科も独学で勉強すれば突破できるでしょうが、その後が問題だ。技能試験では実際にバイクに乗って運転をしなければならないので、技術を持っていない素人がバイクに乗ろうというだけで危険極まりない。練習無しでいきなりバイクを駆れる、などと甚だしいことは考えないようにしておこう。

そんな実際の試験の流れについてですが、主にこのようになっている。ここでは教習所を利用しての受験と、ダイレクトに試験を受ける場合の二通りを紹介していく。

試験の流れ

教習所利用者の場合

技能・学科教習

卒業検定

適性試験:視力検査などが対象

学科試験:交通法規や安全運転などのマナーなどの理解度を測り、95問中90%以上で合格(普通自動車免許所持者は免除)

技能試験:検定コースを走行し、運転技術を取得しているかどうか図る(教習所の卒業検定を合格していれば免除)

免許交付

ダイレクトに受験する場合

適性試験:視力検査などが対象

学科試験:交通法規や安全運転などのマナーなどの理解度を測り、95問中90%以上で合格

技能試験:検定コースを走行し、運転技術を取得しているかどうか図る

取得時講習・応急救護講習

免許交付

小型免許以上の取得を目的とするなら

このように見てもらうと、原付免許がどれだけ簡単に取得できるのかが分かるはずだ。小型免許以上となると教習所まで言って学ぶ必要もあるので結構手間暇がかかります。それだけ乗ると危険が伴うという意味もありますが、どうせなら教習所へ言ってしっかりと勉強し、卒業検定に合格すれば学科試験のみで技能試験免除などの特典が付いてくるので活用する手はない。