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バイクレース場に関するアラカルト

ツインリンクもてぎその1

1)概要

ツインリンクもてぎは、栃木県芳賀郡茂木町にあるサーキット。オープンしたのは1997年8月で、運営しているのは「株式会社モビリティランド」。レースコース以外にもホンダコレクションホールやファンファンラボなど、ホンダ関連の施設も場内に作られています。交通安全トレーニング施設やオートキャンプ場も設置されていて、場内は無料の巡回バスで移動することができます。
サーキットのコースは2つ。1つはオーバルコースで、スーパースピードウェイと呼ばれています。もう1つはストレートとコーナーが組み合わさったテクニカルサーキットで、ロードコースと呼ばれています。このように2つのコースを持つサーキットは、世界的に見ても珍しい存在です。
開催される主なレースは、二輪ではロードレース世界選手権(MotoGP)や日本グランプリ、トライアル世界選手権、もてぎオープン7時間耐久ロードレース、ミニバイク7時間耐久レースであるDE耐など。四輪のレースでは、インディジャパン、フォーミュラ・ニッポン、全日本スポーツカー耐久選手権などが開催されます。モータースポーツ以外では、栃木熱気球世界選手権などが開かれることでも知られています。

2)アクセス方法

公共交通機関を使った場合のアクセス方法は2つ。
1つは真岡鐡道茂木駅を利用する方法。ここからは、JRバス関東の路線バスが出ているので、それを利用。所要時間は約15分。もう1つは、東武宇都宮駅もしくはJR宇都宮駅を利用する方法。ここから同じくJRバス関東の路線バスを利用。所要時間は約1時間半。いずれの方法も、最終的にはJRバスを利用することになりますが、ツインリンク発着便は土曜及び休日に1往復しか運行されていません。運行がない時間帯は、茂木駅からタクシーを利用。さらに、レース開催時には周辺道路が混雑し、バスも大幅に遅れます。
自動車でアクセスする場合は、宇都宮方面から向かう場合は北関東自動車道の宇都宮上三川インターチェンジが、水戸方面からは常磐自動車道の水戸北スマートインターチェンジが最寄りとなります。水戸北スマートインターチェンジは、東京方面からしか出入りができないため、いわき方面からの場合はその隣の水戸インターチェンジを利用。所要時間は、宇都宮上三川インターチェンジからが約1時間、水戸北スマートインターチェンジからは約30分、水戸インターチェンジからは約35分。大きなレース開催時には、通常の駐車場のほか、オーバルコースで開催されるレースの時などはロードコースも駐車場として利用されます。このほか、やや離れたところに臨時駐車場を設置し、シャトルバスを運行することもあります。

3)コース

スーパースピードウェイはオーバル(楕円)形をしたコースで、1周は1.5マイル。インディカー・シリーズなどのアメリカンモータースポーツのイベントに主に使われています。アメリカンモータースポーツでは、メートルではなくマイルが距離の単位として使われているため、1周の長さもメートルではなくマイルで表わされています。
ロードコースは、全長4.8キロメートルのテクニカルサーキットで、ショートカットコースを利用して東コース、西コースとして利用される場合があります。その場合、東コースは3.4キロメートル、西コースは1.4キロメートルのコースとなります。ほとんどのレースはこちらのコースで開催されています。
このほかにも、ショートコースがいくつか存在。北ショートコースは、主にレーシングカートやミニバイクのコースで使用。全長は982メートル。ダートトラックレース用のコースもあり、ダートトラックレースとは、舗装されたコースではなく土の競技コースで速さを競うオートバイ競技です。南コースは、20,000平方メートルの広さの多目的コースで、。ここではライディングスクールなどのイベントや、ジムカーナ、モタードレースが開催されます。

4)TRMC-S

ツインリンクもてぎには、TRMC-S(ツインリンクもてぎクラブスポーツ)というモータースポーツクラブがあります。これはツインリンクもてぎののコースでの走行を利用するライダーを対象とした会員システムです。
TRMC-S会員になるには講習会の受講が必要。仮ライセンスはすぐ発行されるので、それがあれば講習会翌日からスポーツ走行の予約ができます。会員は、大きく7種類に分けられています。ロードコース四輪、ロードコース二輪、北ショートコース、北ショートコース二輪、ダートコース四輪、ダートコース二輪、ピットクルー会員です。それぞれの会員には、年齢や取得ライセンスによってさらに細かい区分があり、普通自動車や原動機付自転車の免許を持っていない年齢の子どもでも、種類によっては会員になることも可能です。会員になると、さまざまな特典があります。例えば、全日本選手権以下の国内レースを無料で観戦できたり、国際レース観戦券が割引価格で購入できるなどです。そのほか、通常営業日であれば入場料や駐車場が無料になったり、ホテルツインリンクに割引料金で宿泊することもできます。また、ロードコース会員は走行累計時間450分ごとに、1時間分の走行料金が無料になります。

5)コースレコード

ロードコース(フル)における主な二輪のコースレコードは以下の通りです。順番は、ライダー名、タイム、使用マシン、レコードを出した日。


【ワールドグランプリシリーズ】

GP125

Mika KALLIO KTM 1分57秒666 2006.9.2

GP250

中野 真矢 YAMAHA 1分52秒253 2000.10.15

GP500

Valentino ROSSI HONDA 1分50秒591 2000.10.15

Moto GP

Valentino ROSSI YAMAHA 1分47秒288 2006.9.24


【MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ】

GP125

仲城 英幸 RS125 2分00秒484 1999.11.6

GP250

加藤 大治郎 NSR250 1分52秒961 1999.11.6

GP-MONO

伊藤 勇樹 DF YZ250F 2分06秒958 2005.10.30

SUPERBIKE

玉田 誠 VTR1000SPW 1分51秒313 2001.6.23

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