バイク買取一括査定 > バイクレースに関するアラカルト・トライアルその1

バイクレースに関するアラカルト

トライアルその1

1)トライアルとは

財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)の定義によると、トライアルとは「ライダーの技術および正確性が結果の基盤をなす、モーターサイクル競技」であるとされています。ヨーロッパ、特にスペインやイギリスで人気のクロスカントリーモータースポーツの1つで、ほかのバイクレースと大きく違うところは、速さを競うのではなく技の正確性を競うところにあります。つまり、トライアル競技は、専用オートバイでセクションと呼ばれるコース途中に設けられた採点区間を、いかに減点なしで走り抜けられるかを競い合うものです。コースを走行するにあたっては、コースの一部分またはコース全体に時間制限が与えられます。トライアルコースは、林道などのクロスカントリーの地形林道などで構成してもよいし、インドアに設定してもよいとされています。

2)ライセンス区分

日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)の、公認トライアル競技会に参加するには、MFJ発行の競技ライセンスを取得する必要があります。ライセンスは次のように区分されます。


・ジュニアライセンス
  9歳~15歳で、MFJの公認するジュニアライセンス講習会を受講して、修了証(発行以後6ヵ月間有効)を取得していることが条件。取得後の資格更新で16歳以上となる場合は、国内B級に移行。


・国内B級ライセンス
  16歳以上の者で、運転免許証を取得していること、または、MFJの公認する国内B級ライセンス講習会を受講して、修了証(取得後6ヵ月有効)を取得していることが条件。後者の場合、運転免許証を取得できる身体的要件を備えていること。


上記のライセンスのほか、国内A級、国際B級、国際A級のライセンスがあり、別途定める昇格基準によって順次昇格。最初に取得できるライセンスは「ジュニア」「国内B級」。


3)トライアルライセンスの昇格

トライアルでは、完走順位によってポイントが与えられます。優勝者には20点付与され、2位17点、3位15点、4位13点、5位11点、6

位10点、以下、15位1点までです。
このポイントに基づき、国内B級から国内A級へは、各地方の公認競技会で次のポイントを獲得した場合、自動昇格の対象となりま

す。北海道70点、東北70点、関東50点、中部40点、近畿60点、中国65点、四国75点、九州40点。また、国内A級から国際B級へは、

地方選手権でポイント上位の成績を修めた者のうち、次の人数(同点者のある場合は、この人数を超えてもよい)北海道2人、東北

3人、関東6人、中部5人、近畿6人、中国6人、四国3人、九州3人になります。国際B級から国際A級への自動昇格は、全日本選手権ラ

ンキングで、1位~8位にランクされた者が対象です。
全日本選手権では、国際A級の上に国際A級スーパークラスがあり、全日本選手権国際A級ランキングでシリーズチャンピオンになっ

た者は、翌年に自動的にスーパークラスへ登録されます。また、ランキング2位~5位の者は、申請すればスーパークラスへ昇格。

しかし逆に、全日本選手権国際A級スーパークラスランキングで、1点もポイントを獲得できなかった場合、翌年は国際A級に自動降

格となります。全日本選手権国際A級スーパークラスランキング7位以下の者は、次年度の国際A級への移動を申請できます。

4)コース

トライアル競技は、同時にスタートして各セクションを自由にまわる方式と、コースを定めて順次セクションをまわる方式に大別

。通常は、コースを定めて順にセクションをめぐる方式で行われます。
コースとは、スタート地点から最終ゴール地点までの定められた順路全体のことです。コースの移動は原則として時速2キロ以下、

一方通行として、観客の安全を最優先にしなくてはなりません。例外的に交互通行となる場合には、通路を区分けしたりオフィシ

ャルを配置するなどして、安全上の対策を講じなければいけません。
競技は、コースマーク(案内矢印)、看板、コーステープによって表示されたコースを正確に通らなくてはならないとされ、コー

スから外れてしまったときは外れてしまった地点からコースに戻らなくてはなりません。また、セクショントライの順番待ちはコ

ースに含まれます。
コース上では、セクション内を除いて部品等を受け取ることができますが、全日本選手権以外の選手権では、車両の補修、部品の

交換などの作業はライダー本人が行わなくてはなりません。ライダーパドック(選手用駐車場)内であれば、車両の補修、部品の

交換などで補助を受けることができます。

5)セクション

トライアルの「セクション」とは、コース途中に設けられた走行するライダーの技術が観察され、減点が科される区間のことで、

セクションの数は大会ごとに別に定められています。すべてのセクションには、セクション番号と“セクション入り口”を「IN」

、“セクション出口”を「OUT」とはっきりと表示されています。
ライダーは、第1セクションから番号順にトライしなくてはなりません。セクションの走行技術に関して、もっとも重い減点は“失

敗”の5点です。“失敗”とは“セクション入り口”“セクション出口”“ゲートマーカー”“進行方向ゲート”の表示をフロント

ホイールより先にリヤホイールが通過した場合などです。
また“ゲートマーカー”“進行方向表示ゲート”への進入で、ゲートに進入した後、手前に戻ってしまったり、いったん通過して

逆側から進入しても“失敗”とされます。


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