バイク買取一括査定 > バイクレースに関するアラカルト・トライアルその2
トライアルその2
6)ペナルティ
トライアルでのペナルティは、次の通りです。
まず持ち時間でのタイムペナルティは、スタート遅れ1分までごとに1点減点。スタート遅れ20分を超えた場合は失格。最終タイムコントロール遅れは失格。ただし、全日本選手権ではルールが異なります。
セクションにおいての減点は、フォルト1回で1点、フォルト2回2点、フォルト3回以上は3点減点。この場合のフォルトとは、ライダーの一部、または、タイヤ、フットレスト、エンジンプロテクションプレートを除く車両の一部が地面に接したり、地形(地面、木、枝、壁、石、岩、杭などをのこと)によりかかった場合のことをいいます。
“失敗”は、減点5点となるが、“失敗”とは、次のものです。
・ライダーが外部からの援助を受けた場合
・ライダーが後退してしまった場合(足を着く、着かないにかかわらず)
・ライダーまたはメカニックが、セクションの状況を変化させた場合
・車両が前進しない状態でライダーが足を着く、またはどこかに寄りかかっている、またはタイヤを除く車両の一部が地面および地形に接しているときに、エンジンが停止してしまった場合
・足つき停止状態にある時、ハンドルグリップから手を離し、ハンドルグリップ以外の車体に触れた場合
・車両のサイド、または後方に、両足をついて車両から降りてしまった場合
・車両のフロントホイールまたはリヤホイールが、セクションの境界(テープなど)を越えて接地した場合
・ ハンドルバーが地面に接地してしまった場合
・車両が完全なループを行い、その軌跡を前後輪で横切った場合
・ライダーまたは車両が、マーカーや杭などセクション表示物の現状を変化させた場合
・セクションオブザーバーに告げたあと、セクションインしなかった場合
・時間内にセクションを完走できなかった場合(セクション持ち時間がある場合)
また、次のセクションにトライしてしまった場合などのセクション見落としは、見落としたセクションに対して10点減点となります。
7)結果と順位
トライアルにおいて、完走者とは「車両自体の動力・推進力・重力等の自然現象およびライダー自身の筋力によって人車一体となり、他人の力を借りずに規定された時間内にコース全体を走りきった者」と定義されています。その中で、減点数がもっとも少ないライダーが優勝者となります。
同点になった場合は、0点が最も多いライダーを上位とします。0点の数も同じだった場合は、1点が最も多いライダー、2点が最も多いライダー、3点が最も多いライダーという順に上位となります。それでも同点だった場合には、少ないタイムペナルティで完走したライダーを、計測されている場合は少ない所要時間で完走したライダーを上位とします。所要時間を計測していない場合、最終ラップの成績上位者が上位。最終ラップも同点だった場合、最終ラップの前のラップの成績上位者を上位とし、それでも依然として同点だった場合は、さらにその前のラップ、という順で判断します。
8)全日本トライアル選手権
全日本トライアル選手権が始まったのは1973年(昭和48年)のことで、1975年に始まった世界選手権クラスの大会より長い歴史があります。もともとトライアルは、イギリス発祥と言われているますが、全日本トライアル選手権が始まったころ、国内メーカーがトライアルマシンの開発に力を入れ始めたという背景があります。
現在、全日本選手権では、国際A級、国際B級の2クラスと、国際A級の中でも特に世界選手権に通じるクラスとして作られた国際A級スーパークラスのライダーによって争われています。
国際A級と国際B級は、それぞれ当該年度に有効なライセンス所持者に参加資格があり、国際A級スーパークラスは、次ののいずれかの条件を満たす当該年度に有効なトライアル国際A級ライセンス所持者に参加資格があります。
・前年度全日本国際A級チャンピオンクラスの者
・前年度全日本選手権国際A級スーパークラスランキング上位6名
・前年度スーパークラスの7位以下の者で、ポイントを獲得しスーパークラス登録を申請した者
・世界選手権ポイント獲得者等、MFJトライアル委員会が特に認める者
・前年度国際A級ランキング上位5名の中の希望者(MFJ事務局への手続きが必要)
9)トライアル世界選手権
トライアル世界選手権大会は、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が主催する競技会です。
トライアルは、バイクの性能や耐久性を試すことを目的に、20世紀はじめにイギリス・スコットランドで誕生したといわれ、その後、バイクの性能が向上していくにつれてライダーのテクニックを競うスポーツとして確立し、ヨーロッパ全土へと広がっていきました。しかし、世界選手権の開催は1975年がはじめてで、その歴史は意外と古くありません。トライアル世界選手権は、開催直前まで各セクションが明かされないので、どのライダーにとっても、大会時のコンディションによる闘いとなることが大きな特徴となっています。日本では2000年にはじめて開催され、以降毎年、栃木県のツインリンクもてぎで世界選手権シリーズのうちの1戦が開催されています。普通、トライアル世界選手権は、1つの街を舞台に自然の地形を活かしたセクションが設置されます。こうしたことから観客も泥まみれになって観戦する様子がよく見られます。しかし、日本ラウンドでは、ツインリンクもてぎ自体を街に見立てたセクションが配置され、「観戦しやすいトライアル」として年輩者、子ども連れ、また、軽装でも観戦可能なトライアルをうたっています。
10)トライアルコース
全国のおもなトライアル場は、次の通り。
北海道:わっさむサーキット
北海道上川郡和寒町三笠103 TEL0165-32-2421・4166
宮城県:スポーツランドSUGO
宮城県柴田郡村田町菅生6-1 TEL0224-83-3111
新潟県:大日ヶ原トライアル場
新潟県阿賀野市安田町
栃木県:ツインリンクもてぎ
栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1 TEL0285-64-0001
茨城県:真壁トライアルランド
茨城県桜川市真壁町桃山
愛知県:キョウセイドライバーランド
愛知県岡崎市須淵町木の田38 TEL0564-47-2291
兵庫県:猪名川サーキット
兵庫県川辺郡猪名川町清水字前谷72-1 TEL0727-69-0193
山口県:フィールド幸楽トライアルパーク
山口県下関市員光 TEL0832-56-9133
熊本県:矢谷渓谷トライアル場
熊本県菊池郡大津町大字平川1500 TEL096-293-1370
鹿児島県:錫山オフロードランド
鹿児島県日置市吹上町湯之浦 TEL099-296-6021










